『蜘蛛女のキス』

今年11冊目の本を読了〜☆


蜘蛛女のキス (集英社文庫)


『蜘蛛女のキス』 マヌエル・プイグ


ラテンアメリカ文学
今回はアルゼンチンの作家。


刑務所で同じ監獄に入れられた2人の男(活動家のヴァレンティンとゲイのモリーナ)の話。
ほぼ全編、2人の会話で進んでいきます。
しかも、モリーナが見た映画について細かく描写するのがほとんど。
それなのに、なぜかおもしろく、どんどん読み進めてしまいます。


そして途中で刑務所の裏事情が判明し、さらに物語に引きこまれていきます。
2人はしだいに心を通わせていくのですが、最後は少し悲しい終わり方でした。。。


おもしろかった〜(>_<)
ところどころ、ヴァージニア・ウルフやジェームズ・ジョイスの作品に見られる「意識の流れ」のような手法が取り入れられていて、個人的にとても好きです♪


いや〜、ますますラテンアメリカ文学にハマってしまいそう(^^)
次は何を読もうかな。


先日、角川と集英社で文庫を一冊買うとブックカバーがもらえるというキャンペーンをやっていまして…
ブックカバー欲しさに一冊ずつ買ってしまったバカは私です\(^o^)/


しかも、ブックオフに行ったら本が全品20%offだというじゃないですか!
100円が80円っすよ!!
もう買うしかないよね!
ってわけで、衝動買いしてきました(^◇^)


積読本が大量にあるのに…
それをさらに増やすなんて…
私のバカ。。。
がんばって少しずつ読んでいきたいと思います(-_-)