『砂の本』

昨日は旦那に車を出してもらい、久しぶりに買い出しに行ってきました。
だいぶ除雪されているとはいえ、道路はまだちょっと危険な状態。
道路脇に雪がよけられているので、かなり大きな道(二車線)でもやっと車がすれちがえる程度。
ここのところ天気もいいし、早く雪が解けて来週には普通に車で出かけられるといいなぁ。


さて、そんな中、今年2冊目の本を読了〜☆


砂の本 (集英社文庫)


『砂の本』 ホルヘ・ルイス・ボルヘス


ボルヘスはアルゼンチンの作家。
夢や迷宮、無限と循環、架空の書物や作家、宗教・神などをモチーフとする幻想的な短編作品によって知られている。
だそうです。(wikiより)


コロンビアの作家、ガブリエル・ガルシア=マルケスにはまってから、他の南米文学(ラテンアメリカ文学)を読んでみたくなり、たまたまボルヘスの本を見つけたので挑戦してみました。
まずは短編からのほうが読みやすいかな、ということでこの『砂の本』


マルケスのようなファンタジックな作品かと思いきや、全然ちがいましたね〜。
たしかにファンタジーの要素もあるけど、ものすごく哲学的。
頭で理解するというよりは、感覚で理解するという感じ。
嫌いじゃないです。おもしろかった(^^)


表題作の「砂の本」はやっぱり印象的だったし、「恥辱の世界史」の中に赤穂浪士の話が入っててびっくり。
他にもアラブの話とかもあって、ものすごく多岐にわたっています。


ラテンアメリカ文学、おもしろいな〜。
ということで、他にも読んでみたくなり、古本で何冊か購入☆
今回は、マリオ・バルガス=リョサマヌエル・プイグイサベル・アジェンデ
買うのはいいけど、読むペースが追いつかなくて、どんどん本がたまってしまう。。。
マルケスの本もいろいろ買ったきり読んでない…(^^;
今年はラテンアメリカ文学にしぼって読書しようかしら。とか思ってみたり。