13冊目♪

今年13冊目の本を読了〜☆


私の男 (文春文庫)


『私の男』 桜庭一樹


珍しく日本人作家。
気になっていたので、古本で買ってみました。


最初の数ページで挫折しそうになりました。
文章が気に入らない(読点が多すぎてめっちゃ読みづらい)し、内容もなんかいや〜な感じ。
それでも我慢して最後まで流し読みしました(笑)


ひと言で言うと、「気持ち悪い」
近親相姦がいや、ってわけじゃなくて。
主人公2人が、とにかく閉鎖的で、排他的で、自己中心的で。。。
すごーくいやな気分になりました(−−
いやな気分になる作品って基本的に嫌いじゃないんだけど、これは私の好きな「いや」ではありませんでした。
個人的に、「罪を犯してもその報いを受けずにのうのうと生きている」のが受けつけないから、というのもあるかもしれません。


あ、震災の場面は東日本大震災と重なる部分があって、ちょっと読むのがつらかったなぁ…


というわけで、もう二度とこの人の本は読まないと思います。
私には合わなかった。
初めて「壁投げしたい」という気持ちがわかりました。


今年は村上春樹といい、この人といい、日本人作家の本はハズレばかりだな〜(^^;