La Rafle
録画しておいた映画を鑑賞。
「黄色い星の子供たち」を見ました☆
「約束して。
必ず、生き抜くと。」
黄色い星、ユダヤ、ナチスの話と聞いて、てっきりドイツ映画だと思ってたら…
フランス映画でした〜。
1942年7月16日、ナチス占領下のフランスで、ユダヤ人約1万3000人が味方であるはずのフランス警察に検挙され、ドイツの強制収容所に送られたヴェロドローム・ディヴェール大量検挙事件(ヴェル・ディヴ事件)を、わずかに生き残った400人の証言をもとに再現した映画。
ナチスによってユダヤ人が迫害されていたのは有名だけど、フランスでも同じようなことが起きていたなんて、はじめて知りました。
収容されたユダヤ人たちに対する扱いは、もちろんひどい。
でもそれ以上に、彼らを助けようとする普通のフランス市民たちの優しさが胸に響き、涙が出ました。
同じ建物に暮らすフランス人家族、収容所にやってきた消防士たち…
とても感動しました。
こういう歴史を経て、人間の命の尊さはじゅうぶんに分かっているはずなのに、どうして世界ではいまだに紛争がなくならないのでしょうかね。。。
一度見ておいて損はない映画だと思います。