『アカペラ』

今年2冊目の本を読了〜☆


アカペラ (新潮文庫)


『アカペラ』 山本文緒


たまには日本の小説も読もう!と思い、古本屋で買った山本文緒さんの本を読みました。
読むスピードが遅い私でも、さくさくっと読めちゃいました。
中編が3編入ってた作品。
長編も短篇も、山本さんのはどれも好きなんだけど…
今回の中編はそれほどでもなかったかな、って感じです。
1番目の「アカペラ」だけはグッときました。
あのラストは切なすぎです(;_;)


今回、久しぶりに日本の小説を読んだのは、自分が日本語を使う仕事をしているので、勉強も兼ねていたんですが…
日本人が日本語で書いた小説って、正しい日本語じゃなくて、崩した日本語でも許されるじゃない?
例えば、語順を変えたりしても、「その作者独特の言い回しなんだ」で納得できちゃう。
私の仕事の場合、正しい日本語を使わなきゃならないから、こういう日本人の作品を読んでも、結局あんまり勉強にはならないのかな、と思ったのでした。
正しい日本語の勉強っていうなら、歴史小説とかがいいのかも。
司馬遼太郎とかどうかしら。。。