14冊目♪
パソコンの調子がいっこうによくならず、またまた様子を見つつの久しぶりの更新になってしまいました(^^;
映画もばっちり見てるから感想も書きたいんですが…それはパソコンの具合と相談して、おいおい。
そんなこんなで、14冊目の本を読了♪
ブッカー賞受賞作ということで、ずっと前に古本で(100円で)購入した本。
ようやく手をつけましたよ。
やっぱイギリス文学っていいな〜、と思わせてくれる作品でした(^^)
いい感じに切なさというか虚しさがひしひしと伝わってきて、私好みでした。
意外にするすると読めたし。
ただ、どーしても1つだけ気になることが。
それは、女性作家特有の「あの感じ」です。
うまく言えないんだけど…
「結婚だけが女性の幸せじゃない」とか、「女性も自立すべきだ」みたいな、いわゆるフェミニズム的なことです。
訳者あとがきに「この作品はフェミニズムではない」って書いてあったけど、私はもろフェミニズムだと思いますが。
作家にもよるのかもしれないけど、個人的にはこういう女性作家のフェミニズム傾向は受けつけないのよね…
そう考えると、全然そういう気配を感じさせないヴァージニア・ウルフはやっぱりすごい作家だな〜、とぼんやりと思ったのでした。
女性作家でもウルフだけは読めるんだよね。(あくまで個人的な好みですが)
そんなわけで、この『秋のホテル』を読んだので、アニタ・ブルックナーはもういいです(笑)
残念ながら、ほかの作品も読みたいとは思えませんでした(−_−
お次もイギリス文学を読む予定です☆