MAR ADENTRO

今日は時間があったので、映画鑑賞。
録画しておいた海を飛ぶ夢を見ました☆



「約束しよう。
 自由になった魂で、きっとあなたを抱きしめる。」


尊厳死というのは難しいですね。
この感想は個人的なものですなので、ご了承ください。


尊厳死とはちょっと関係ないのかもしれませんが、私は自殺は悪いことではないと思うし、死にたがっている人に「生きろ」と説教をする気もありません。
(もちろん、宗教的なことがからんできたらべつですが…)


たしかに自殺をしたら家族や友人が悲しむだろうし、人はだれかに支えられて生きているというのもよく分かる。
でも、その人生を生きているのは自分であって、人は自分のために生きるべきで、他人のために生きるべきじゃないと思う。
その人にとって死ぬことが「幸せ」であるのならば、それでいいのではないだろうか。
せっかく授かった命でも、苦しみながら生きていくことに意味があるのかどうかは、本人次第。
他人がとやかく言うべきではない。


前にどこかで、「自殺をする人は弱いのではなく、とても優しい人なのだ」と書いてあるのを読んだことがある。
この競争社会で、人と競い合いながら生きていくことに耐えられないのだろう、と。
自殺を批判するのではなく、こういう選択肢を認めてくれている著者に感動したことを思い出した。


なんだか取りとめのない内容になってしまいましたが…
要するに、映画でも言っていたように、「生きることは“権利”であって“義務”ではない」ということ。


あ、そういえば、主役の人がハビエル・バルデムだったんですね!
ずっと似てるな〜と思ってたんですが、まさか本人だとは。
メイクの力は偉大ですね(笑)
彼の演技もすばらしかったです。