『負けた者がみな貰う』
今年7冊目の本を読了〜☆
『負けた者がみな貰う』 グレアム・グリーン
グリーンにしては、読み終わったあとでほんわかする作品でした。
ちょっと意外。
今までシリアスなものしか読んでなかったから余計にそう感じるのかも。
私の読解力不足なのか、題名の「負けた者」がだれを指すのかよく分かりませんでした(−_−;
“貧乏人=負けた者”ってことかしら?
主人公はお金を手放したおかげで幸せになれたんだし…
グリーンの作品って、翻訳にしても印象に残る文章とかセリフがあちこちに散りばめられてるのよね〜♪
今回の場合は、例えば、
「お金を得たら、今度は若さが欲しくなるのよ」
とか、
「他の人と幸せに暮らすより、あなたと不幸せに暮らしたほうがいいわ」
とか。
ふと思ったんだけど、グリーンって女性の気持ちをすごく理解してるよね。
さすがだわ。
この本は短かったので、さらっと読めちゃいました(^^)
もっとグリーン作品読みたいな〜☆
でも他にも読みたいのがたくさんあるし。。。
お次はなにを読もうかな。