『死にゆく者の微笑』

今年13冊目の本を読了〜☆


死にゆく者の微笑―イヴ&ローク〈4〉 (ヴィレッジブックス)


『死にゆく者の微笑』 J・D・ロブ


〈イヴ&ローク〉シリーズ第4巻!
前巻で無事に結婚式を挙げた2人がハネムーンに出かけた先(なんと宇宙!)で、不審な自殺事件が起こり…というところから始まります。
その後、地球に帰ってからも似たような事件が起きて、イヴが捜査に乗り出します。


近未来ミステリ(?)ということで、今回は犯罪もすごく近未来的でした。
ただ、いくら技術が発達しても、けっきょく犯罪は人間が起こすものなのよね。。。


今回もおもしろかった(>_<)
イヴとロークは相変わらずラブラブなんだけど、巻を追うごとに少しずつ絆が深まっていくみたいでステキ♡
それから、メイヴィスやピーボディとの関係もすごくほほえましくていいなぁ。
キャラがみんな個性的!


後半になって容疑者が出てくるんですが、「え?その人が犯人だったら納得いかない!」と思ってたら…
ちゃんと真犯人がいるんですよね〜。
ロマンスだけじゃなく、推理小説としてもちゃんと物語が成り立っていて、そんなところがこのシリーズの素晴らしいところですね。
この著者の他の作品も読んでみたいな〜。
このJ・D・ロバーツっていうのは、ロマンスの大御所ノーラ・ロバーツの別名義なんですよね。
彼女のロマンス小説もおもしろいのかしら。


このシリーズ、ほんとにおもしろいからどんどん読みたいんだけど…
いまのペースだと1年に1冊しか読めてない。。。
もう30冊近く出てるから、このままだと最後まで読むのに20年以上かかるってこと!?
それまで生きてるかしら(笑)


とはいえ、他に読みたい本もたっくさんあるので…
お次はラテンアメリカ文学に戻りたいと思いま〜す(^^)