10冊目♪

今年10冊目の本を読了〜☆
記念すべき(?)10冊目はこちら。


色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年


色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』 村上春樹


何を読もうかな〜と本棚を見ていたときに、村上春樹好きの旦那が買ったこの本が目に留まり、かなり評判になっていたのもあって、読んでみました。


え〜と。
まず思ったのが、『海辺のカフカ』を読んだときと同じ感想。
「よくあることだよね」


特別なことは何もない。
たしかに細かい部分は一般的に起こることじゃないかもしれない。
でも、「中学や高校のときに仲のいいグループがあったけど、大学に進学したり社会に出たりするうちにそれぞれの人生が出来てきて疎遠になっていく」っていうのはよくあることでは??
(グループから追放されるのはべつとしても)
うまく言えないけど、だれしも経験し得ることをただ大げさに書いているようにしか思えませんでした。


しかも、それで機能不全になって人付き合いがうまくできなくなって…
だけど昔の友人を訪ねて真実を知り、前向きになる。とか。
よ〜く〜あ〜る〜話〜( ̄д ̄)
としか思えません。


なぜこの本がこんなに爆発的に売れたのか、謎です。。。
あくまで個人的な感想だけどね。


村上春樹は嫌いじゃないけど、今回は自分には合いませんでした。
残念。