THE WRESTLER

テレビで録画しておいた映画を鑑賞。
「レスラー」を見ました♪
アカデミー賞で話題になったし、ずっと見たかったのよね〜



「人生は過酷である、ゆえに美しい。」


落ちぶれたプロレスラーが、人生を見つめ直す話…
なんて、そんなありふれた映画じゃないんだな、これが。


心臓発作で倒れ、20年続けてきたプロレスをやめて、新しい人生を送ろうとするのだが…
ほぼ絶縁状態だった娘との関係を修復しようとするも、けっきょく失敗。
恋人未満友だち以上の女性とうまくいきかけるも、すれ違ってばかりでけっきょく見捨てられる。
最後に残ったのは、今でも自分の試合を見に来てくれるファンがいる、リングの上だった。。。


自分の人生を反省して、家族とも復縁してハッピーエンド、っていうよくある美談じゃなかったとこがポイント高いっす!
失ったものは取り戻せないし、過去を変えることもできない。
いくら映画だって、いつもおとぎ話みたいなハッピーエンドである必要はないと思うのよね。
人生の厳しさを描いたっていいと思う。
むしろ、そういう映画カモン!!(笑)っていうくらい、アンハッピーエンド派の私なのでした(^^;


それにしても、プロレスの裏側を見て唖然としました。
本当にあんなふうにやってるんだろうね。
自分で自分を痛めつけるなんて、よほどなんだろうな…(笑)